田村装備開発 TTCトレーニング

3月25日(土)、26日(日)に田村装備開発へ行き、危機管理対策の現場を体験してきました。遅くなりましたがその内容を簡単にご紹介します。

株式会社田村装備開発は特殊部隊向け装備の販売や、危機管理対策訓練などを行っている会社です。今回は土曜日のRBT（合理的行動訓練）、日曜日の護身術とラペリングに参加しました。教官は警察や陸上自衛隊の元特殊部隊員という豪華な方々です。

初日は埼玉の東松山駅からバスで向かいました。午前中は本社で質問形式の初心者講習を行いました。実際に隊員として勤務されていた方の話はとても興味深かったです。午後は閉所での戦闘を遊戯銃を利用して練習した後、実戦さながらの想定で訓練を行いました。閉所での戦闘は想像していたよりも難しかったです。最後に行われた重要施設を警備するという想定は無線を利用して行われ、本当に実戦のような雰囲気でした。現場の混乱や攻撃側の作戦のおかげで防衛側はすぐに倒されてしまい、終盤敵が構えている場所に突入しなければならない状況に陥った際はとても大変でした。訓練が終わった後は、格安で本社に宿泊出来ることが分かり、それを利用しました。

二日目は雨天でしたが、午前中に護身術、午後にラペリングを習いました。護身術は合気道のような技などいろいろなものがありました。教官に技をかけられるとあまりの痛さに驚くのですが、自分でやるとなかなか上手くいかないものが多かったです。ラペリングは安全講習の後にジャンプしながら降りる方法、壁に伏せるて頭から降りる方法、ロープを結んで固定する方法などを習いました。最初は結構怖いですが、慣れるととても楽しかったです。

二日合わせて二万円以上かかりましたが、どれも非常に新鮮で興味深い体験でした。何度も通って級が上がるとより専門的な内容も習えるそうですし、機会があればまた行ってみたいと思います。